★注目★[5706]三井金属[3856]エーバランス[5602]栗本鐵工所ほか

2025年7月3日

さて、ザラバをチェックしております。

昨晩2日のNY株式市場はまちまち。米6月ADP雇用統計が想定以上に減少。景気減速への警戒感が高まるも、トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると下げ幅を縮小し、ダウ平均株価は10.52ドル安の44,484.42ドルと5営業日ぶりに反落となりました。一方、エヌビディアなどの反発が牽引し、ナスダック総合指数は190.24ポイント高の20393.13ポイントと2営業日ぶり反発となりました。ドル/円相場は、一時1ドル143.40円台まで円高が進んだところから144.10円台まで一気にも円安に振れるも、結局は143.50円台へ。ADP雇用統計が予想外に2年ぶりの減少となった為、利下げ観測にドル売りが優勢となりましたが、その後、英国債相場下落に連れ米国債相場が下落したことで長期金利上昇に伴うドル買いが強まりました。

日経平均株価は小幅に反発。トランプ政権と日本の関税協議が難航し、貿易協定交渉期限である7月9日の延長もない方針との報道を受けてディフェンシブ株に、そしてそこから連想されるように米中貿易交渉の最中で焦点となっているレアアース関連にも物色が入っている模様。関税交渉…果たしてその行方は…といったところですかねぇ。AIや半導体は押し目を見極めたいところです。

それでは、今日ピックアップした銘柄は以下の通りです。

■[5706]三井金属[6/27追加]

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前述した通り米中貿易協議の最中でレアアースが焦点となっている中で三井金属など関連株に物色が高まっております。中国の輸出規制を受けて世界規模でその確保に向けた動きも各国で活発化しており、今週ワシントンの国務省で開催された日、米、豪、印の4カ国で構成される枠組み「クアッド」の外相会合では協力体制を推進していく方向で一致した事などが報じられております。今後はそれらニュースフローも株価上昇の要因となっていきそうですな。

■[3856]Abalance[5/19追加]

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政府の再生可能エネルギー推進の方針から国策としての思惑のあるAbalanceは、トランプ米大統領がベトナムとの関税交渉に合意したと発表した事を受け、同国で事業展開している事もあり、思惑買いが流入中です。現在の株価はPER4.6倍、PBR0.57倍と引き続き割安感あり。ここから200日線をブレイクして推移できるか注目です。目先の目標としては一目均衡表（週足）の雲下限919.2円辺りかと見ますが、テーマとしてのトレンドも高まればさらなる上昇も期待できそうですな。

■[1949]住友電設[4/30追加]

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同じくこちらもディフェンシブ株としての面もある住友電設ですが、6月の高値6740円を再び上抜けるかが焦点でしたが調整へ。昨日ネックラインをブレイクしてきたと思ったところでしたが、変則的な動きですねぇ。それでもデータセンターニーズへの思惑から上昇トレンドは継続の可能性ありとして監視継続としていきたいと思います。

■[5602]栗本鐵工所[10/2追加]

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