★注目★[3962]チェンジ[6550]FRINGE81[6834]精工技研[4442]バル

2019年11月29日

さて、ここ最近注目した銘柄をザックリとご紹介していきます。

まず初めに紹介致しますのはチェンジ<3962>です。11月1日に下方修正が発表されましたが、株価への影響は軽微で底堅さを見せています。「ふるさとチョイス」は高額な返礼品等で、ふるさと納税の制度変更が影響し売上高を下げましたが、11月14日の決算発表では依然として増益継続で過去最高益更新の見通し。一目均衡表(日足)では雲を上抜けた後、11月22日に東京大学エクステンションと共催セミナー「人x技術デジタルトランスフォーメーションがもたらす生産性革命」の開催の発表を期待・交換してか、株価は急騰。底値圏からトレンドが変わるか監視中です。

2つ目の銘柄はSaaS事業のウェブサービスUniposを運営するFRINGE81<6550>です。電子書籍が盛況の昨今、出版社のマンガアプリを一元管理で広告出稿・運用できる共同プラットフォーム「MangaAdPlatform」が注目されており、小学館の「マンガワン」、集英社の「少年ジャンプ＋」から徐々に拡大していく方針との事です。75日線を下値サポートに5月より上昇トレンドを維持するチャート(日足)は、11月8日の決算で赤字転落が発表されると値を下げますが、すぐに反発し11月22日には1064円に到達。下値が堅く、1000円の大台を突破したここから、さらに上値を追う展開となるか注目ですな。

3つ目の銘柄は5G関連銘柄として有力視されている精工技研<6834>です。同社は5G基地局で使用される、今まで正確な電波測定が困難であった28GHz帯の計測を可能とした光電界センサーを開発したと7月に発表しています。その直後は株価が上昇し、その後8月29日の安値2424円をつけるまで調整するも、上昇トレンドは継続しています。11月8日の決算発表では、連結では増益であったものの、成長鈍化に嫌気をさされ株価は下落していますが、週足レベルでは26週線を下値サポートに上昇トレンドは継続しておりますので、5G本格始動までの中長期で監視を続けたいと見ております。

4つ目の銘柄はスクウェア・エニックス<9684>です。コロプラ<3668>と共同開発したスマホゲームであるドラゴンクエストウォークが好調で、11月7日の決算も増益で着地しております。11月15日には9月の配信開始からおよそ2ヶ月間で1000万ダウンロードを発表すると、株価は反発。その後、上昇トレンドを継続しております。11月21日には岡三証券が同社の格付けを「強気」とし目標株価を5500円から5700円へ引き上げました。マンガアプリでも「マンガUP！」等の利益拡大が続いており、チャートは2018年6月の上場来高値5890円を上抜く事は出来るかと注目中です。

5つ目の銘柄はマーケットエンタープライズ<3135>です。個人や法人へ向けたWebマーケティングを駆使したリユース事業を展開しながら、子会社の低価格でシンプルなプランを提供するモバイル事業も注目されております。週足レベルでは、今年に入ってから上昇トレンドを長期で継続しており、今年の1月から現在までに、株価はおよそ5倍以上にまで成長しております。11月13日に発表された決算でも利益を急拡大させており、今後も成長が期待できます。農機具や医療器具のリユースが今後、売上伸長するか注目しながら、M&Aによる事業拡大もあるか監視中です。

最後の銘柄はバルテス<4442>です。ソフトウェアの品質向上やセキュリティ対策のニーズの高まりから、同社のソフトウェアテストサービス事業が好調です。11月11日発表の決算は増益で堅調に推移。11月19日には流動性向上や市場変更を目的に、立会外分売の実施を発表した事で、株価は上昇しました。IoT、AI、フィンテック等のテーマが株式市場を席巻する中で、既存顧客からの強い引き合いもあり、同社の需要は今後も拡大が続くと思われます。これまでチャートは保ち合いが続いておりましたが、今週11月27日に動意してから上放れた可能性があるとして、監視を強めております。

また、本日から監視する銘柄は以下の通りです。

＜本日監視入りした銘柄＞